フクちゃんの手術が終わり、翌日から面会することが出来るようになりました。
私は夏期休暇をずらしたので四日間だけ直接お見舞いに行きましたが、術後6日めの現在でもまだ退院出来てません。
手術日翌日
日中は他の患者さんで病院が忙しいので、夕方になってお見舞いに行きました。
ケージの中のフクちゃんは、左手に点滴針を固定するバンド、首には透明のネッカーをはめられて、横たわっていました。
私たちを認めると体を起こそうとしますが、ネッカーが重そうです。
奥さん先生(先生の奥さん。動物看護士ですが同居人は敬意を込めてこう呼びます)が、ネッカーをはずすと喉を鳴らして同居人の方に体を伸ばして来ました。
いつも抱っこすると、顔を舐めてくれる動作です(私にはあまりしてくれませんが)。
喉元の毛はヨダレでカピカピになってます。まだ、気持ち悪いのかヨダレがよく出るそうです。
血液検査の結果は想定の範囲内とのことですが、やはり7時間にも及ぶ手術は、相当のダメージがあったようです。
朝、先生方が病院に着いたときは、鎮痛剤が切れて苦しそうにしていたとのことでした。
いつものしなやかな動作は無く、緩慢にやっと動いている感じでした。
私たちが居るとフクちゃんが頑張って体を起こそうとするので、面会を早めに切り上げて帰ることにしました。
とても心配です。
その後の様子
術後2日め
昨日は、同居人がオロオロして涙を流すほど、弱々しくやつれてしまっていたフクちゃんでしたが、だいぶ回復したようでやや目に力が戻ってきているようです。
昨日は透明なプラスチック製のネッカーをしていたのですが、今日は薄い布製の物になっていました。
プラスチック製のは視野は広がると思うのですが重量があるので、布製の方が負担が少ないようです。
今朝から流動食をあげてるそうですが、自分からは食べないそうです。
シリンジで口のなかに入れてあげれば飲み込み、吐き出したりはしないとのことです。
しばらくの間、体を起こしてくれて居ましたが、ちょっと疲れたのか横になったので、そのタイミングで帰ることにしました。
術後3日め
順調に回復傾向にあるフクちゃんですが、なかなかご飯を食べてくれません。
ドライフードを見せると匂いを嗅いで食べようとするのですが、何粒か舐めるだけですぐ口から出してしまいます。
予定では今日が退院日でしたが、ご飯を食べてうんちが出るのを確認したいということで、見送りになりました。
明日は日曜日で病院はお休みですが、午前中に面会することを許されました。
術後四日め
だいぶ元気を取り戻しましたが、やっぱりご飯を食べてくれません。
以前の入院中にちょくちょく食べていたパテタイプのウェットフードも、口元まで持って行くと顔を背けてしまいます。
奥さん先生が秘密兵器とばかりに、動物病院専売のいなばの「エネルギーちゅ~る」を持ってきました。
家では普通のちゅ~るはよく食べていましたが、今はこの秘密兵器もダメでした...。
あと、お座りしていると、ほとんど水分のうんちがお尻から漏れ出てしまうようです。
猫はトイレ以外ではうんちしたりしませんが、意識してないうちに出てくるようなほぼ水分の便なのでしょうがないとのことでした。
ラクツロースの効果が今頃...?
結局、今日も退院は無理そうです。
私の休暇もこれで終わりなので、明日からは同居人だけがお見舞いに行くことになりました。